Milk
クックヒルファームの『ゆふいん牛乳』は『63度』でゆっくり時間をかけて殺菌を行う『低温殺菌牛乳』です。
120度という高温で3秒間というのが一般的な殺菌方法です。しかし、殺菌する際の温度が高いほどタンパク質の熱変性や、ビタミン類の破壊がおきやすく、牛乳本来の旨味や栄養分、そして、風味までもが失われてしまいます。
私たちは牛乳の本来の姿を失わない温度である『63度』でゆっくり殺菌を行い、『ゆふいん牛乳』を製造しています。
『美味しいチーズ作り』を求めたとき、やはり原料である牛乳と向き合わなければなりません。
そんな思いから私たちは自社で製造しています。
牛乳の美味しさは、主に乳蛋白質。牛乳には目にみえない乳蛋白質が無数に存在しています。
しかし、一般的な牛乳の殺菌方法である『高温殺菌処理』では、旨味の素になる乳蛋白質が崩れてしまいます。崩れた乳蛋白質では良質なチーズは仕上がりません。
そこで、当社では『低温殺菌処理』で牛乳を優しく殺菌し、旨味の素になる乳蛋白質を自然な状態にとどめる事で、生乳本来の風味豊かな牛乳に仕上げています。
そのまま飲んでも美味しい、チーズ職人が理想とした牛乳を、是非ご愛飲ください。
「低温殺菌牛乳」って何だかご存じですか?牛乳を殺菌する際に、悪い菌が殺せる最も低い温度(62~65度C、30分)で加熱殺菌した牛乳です。フランスの細菌学者パスツールが発見した方法であることから「パスチャライズド」と言います。彼はワインの変質を防ぐ方法を研究するうちにこの方法を発見し、牛乳の殺菌法としても用いられています。